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FM Towns: Free Software Collection 7
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Text File
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1993-11-30
|
41KB
|
974 lines
********************************************************
* ONLINE HELP for DORA *
********************************************************
オートパイロット『DORAv1.04』オンラインヘルプ
本ヘルプは以下の目次に記載された項目を解説しています。本ヘルプにおい
て「全角の数字」は、目次および解説する項目の先頭にしか使っておりません
ので[右くりっく]で開かれる『MopTerm』のウインドウメニュー内の
FINDコマンドを使用して各項目の説明場所へ移動することができます(^_^)。
項目は区分され、■(目次)→●(メインメニュー)→○(下層メニュー)
→〔〕(末端のボタン)→「」・(さらに小さいボタン)の順に深くなります。
[目次]
1、RTBBSについて (NIFTYから来られた方へ)
2、『DORA1.04』で出来ること (操作一覧)
3、FAPXとの相違点など注意事項 (FAPXユーザーへ)
4、その他、美味しい機能など
5、ご注意
☆-☆FINDはこの行以降にカーソルを移動して使用して下さい☆-☆
[解説編]
■1、RTBBSについて(for NIFTY-Users)
NIFTYで『DORA』を入手された方が操作・設定の点で迷うことがあ
るとすると、それはホストである「RTBBS」と「NIFTY-Serve」
との構成の違いについての理解が十分ではない、ということが一番の原因でし
ょう(私の質問のタネはほとんどソレに起因するものでした)。
『DORA』では「NIFTY」用のオートパイロット『FAPX』の操作
体系を「RTBBS」上で実現しようとしていますが、ホストの違いによる仕
様の違いだけはどうしようもありません。そこで、ここでは先ず「NIFTY」
における諸機能が「RTBBS」ではどのように扱われているのか解説したい
と思います。
(NIFTY)
MAIN +--FORUM
|
+--FORUM
|
+--FORUM +-会議室-+--会議室#1
| (FTOWNS1など)| |
・ | +--会議室#2
・ | |
・ | +--会議室#3
| |
| ・
| ・
|
+-LIB-+--LIB#1
|
+--LIB#2
|
・
・
(RTBBS)
MAIN + 伝言板
|
+ ボード -+--ボード#1(フリートーク)
| |
| +--ボード#2(討論ボード)
| |
| +--ボード#3(などなど・・)
| |
| ・
| ・
|
+ファイルボード -+--ファイルボード#1(98用FSW)
|
+--ファイルボード#2(画像関係)
|
・ (などなど・・)
・
この中で伝言板というのは、十数名分の1~5行程度の書き込みが、順に古い
ものから消えていくかたちで続く、文字通りの伝言板です。ボードとは別に使
用できます。一時保存のみで良い呼び掛けや、ゴミなどに使用します(^^;)。
それを除けばつまり「NIFTY」におけるフォーラム一つ(例:FTOWNS1)
が「RTBBS」全体に相当すると思っていただいて結構です。したがって、
『FAPX』でしていた[会議室No.]の指定は[ボードNo.]の指定になり、
[フォーラム名]の指定は[他のRTBBSのネット名]へと流用されて有効
に使用されます。
(某RTBBSネットのMAIN部におけるコマンド一覧)
> Board/Mail -------------- Information ------------- Others ---------------
>*Board メッセージボードに入る|*Apply サインアップについて |*Offline 回線を切断する
>*Mail メールボックスに入る |*Help コマンド解説 |*Install 端末等の設定
> File ファイルボードに入る | Userlist 会員リスト |*Who ログイン状況
> Profile プロフィールを見る | Log ログ記録 | Direct SYSOP ダイレクト・コ
> Gather 伝言板を見る |*Sysinfo ホストの紹介 | Talk トーク
>*Editor エディタに入る |*Version ホストのバージョン |*\ メモの書き込み
> |*# ステータスの表示|
この中で『DORA』の処理の中で扱える機能を「NIFTY」と比較しな
がら解説したいと思います。
B)ボード:(会議室)
ボードはネットの中心的存在であり、書き込み/読み出しによって情報をや
りとりするコトができます。特に重要な相違点として-未読ポインタ-の違い
があります。  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「NIFTY」では各会議室毎に未読ポインタが設定されていて、アクセス
の結果、読み出した発言にあわせて未読ポインタが変更されて行きます(RC
コマンドで変更可能)。これはID一つひとつに対して、各会議室ごとに未読
ポインタ変数を用意してホストの方で管理しているからこそ成せるワザなので
すが、多くの草の根ネットにおけるホストプログラムは、ID毎にパスワード
とハンドル、そして〔前回アクセス時間〕程度しか情報を記録してくれません。
「RTBBS」も例にもれず、そのような仕様になっています。
そこで、未読箇所の記憶は主に日付で管理するしかありません。具体的には
ボードを読む場合、いつの日付以降のものを読み出すか指定することで実現し
ています。このとき、とくに指定しなければ、前回アクセス時をデフォルトで
入力したことになり、それ以降の発言を読み出す処理をしてくれます。したが
って「NIFTY」と違い、読み出さなかったボードであっても未読ポインタ
(日付)は全ボード共通で変化していきますので注意が必要です。
『DORA』では未読ポインタとして〔前回〕〔一日前〕~〔七日前〕が用
意されています。それ以前の発言については手動にてお願いします。
M)メール:(GO MAIL)
メールはメールボックスと呼ばれるボードにて読み書きします。扱いとして
は一般の発言用ボードと同じですが、差出人と宛名人以外は読み出せないので
プライベートメールを送ることができます。ネットにもよりますが、一般に草
の根ネットではホストのHDDに文書が保存されていくため、既読メールはす
ぐに削除する方が好まれるようです。
一覧表示(Lコマンド)で現在自分のメールボックスにある文書のタイトル
が表示されます。
>No. Sender Recver R Title
>---- -------- -------- -------- -------- - ----------------------------------
> 42 ALS03223 LRA. ALS00119 WATARU . 文通#5
↑
メールが読まれるとこの部分が「.」から「o」になります。
NIFTYと違ってメールの一覧には、相手からのメールだけでなく自分か
らのメールも含まれています。そこでメールを常に削除していると、相手の目
に触れる前に自分のメールを消去してしまうことになりかねないので少しばか
り注意が必要です。
『DORA』では〔既読削除〕を指定しておくと、自分宛のメールは読み出
し後に削除され、自分発のメールは相手が読み出した後に削除されます。
F)ファイルボード:(データライブラリ)
ファイルボードには、フリーウェアや画像データなど、バイナリ形式のファ
イルが登録されています。
『DORA』では『MopTerm』の都合上、[YMODEM]までしか
サポートしておりませんので、ネットによっては[ZMODEM〕や〔M-L
INK〕が使えるところがあっても、それらは外部プロトコルを呼び出しての
手動操作でお願いします。
P)プロフィール:(GO PROFILE)
ネットでIDを取得している会員のプロフィールを参照します。プロフィー
ルは自分のモノはアップでき、他の人のものはソノ人がアップしていれば参照
することができます。
『DORA』ではプロフィールのDOWNを指定するとID毎のファイルに
自動的に切り分けられ、ログ保存用に指定したディレクトリ(後述)に保存さ
れて行きます。
G)伝言板:
前述の伝言板です。古い発言は順に消えて行きます。
U)会員リスト/月間アクティブ率:
・会員リストはID取得者のID+ハンドルを一覧表示します。
・月間アクティブ率の表示はアクセスの度の書き込み頻度を表示します。
現在確認されているところで、「Uコマンド」はホストによって上の二種類
の動作をするトコロが存在するようです。これはホスト運用者のカスタマイズ
の結果で、他にも無いとは言い切れません。
『DORA』では二種類を自動判別して前者であれば〔ID検索ファイル〕
に指定したファイル(後述)に書き込んで行きます。
L)ログ記録:
誰がどこに何時、発言を書き込んだのかがリストになって表示されます。
O)終了:(BYE)
回線を切断します。このときホストに時刻が記録され、次回の未読ポインタ
として活用されます。
I)環境設定:(SET~など)
ESC表示する、メニューを簡略表示する、などを設定します。一度設定す
ると変更するまでずっと有効になります。
『DORA』では初回のアクセス時に自動的に設定してくれます。
W)アクセスユーザー確認:(UST)
大抵の草の根ネットは回線数が1~5回線程度ですが、それぞれの回線に誰が
(ID・ハンドル)どのように(通信速度・プロトコル)接続しているのか知
ることができます。
また各人の横に15文字のメモ欄があり、短いメッセージを書けます。
『DORA』ではオートでアクセス中などのメモをUPすることができます。
これにより「Tコマンド」による電報を回避することができます。
オマケ
T)電報:(チャット)
チャット機能として`電報´を打つことができます。これは特に場所を指定
しないで現在アクセス中の他の人に話しかけたり、または話しかけられたりす
る機能です。ただしオート実行中は使用できませから、話しかけられても返信
することができません。不義理を避けたい場合には「オート でアクセス」メモなどを
ご利用下さい。
ぜひ手動でお試しください☆。
最後ですが「RTBBS」には`レベル´という概念が存在します。これは
ネット内における一つの地位を表し、活発な書き込みなどのアクティブな活動
を通じて上昇させることができます。このレベルが上がらないと、一部アクセ
スできないボード(ファイルボード含む)がある場合があります。そのようなボー
ドはボード一覧で見ることはできても発言内容の読出や、ファイルのDOWN
などは出来ないようになっているので、レベルUPするまではオアヅケです。
ただし『DORA』の方ではアクセスできないボードは単純に処理をとばして
続けてくれますので、とくに気をつけるコトはありません。
■2、『DORA1.04』で出来ること
『DORA』は『FAPX』を模範に作られた非常に高機能なオートパイロ
ットで、通信時には「RTBBS」における処理のほとんど全てを自動でこな
し、オフライン時でも『MopTerm』のエディタとログからのデータ読み
取りマクロで、発言やDOWNを強力にサポートしてくれます。
一言でいうと『発言文書を打ち込むとき以外はキーボードに触る必要が無い
(マウス使用)』というGUIな環境をアナタに提供してくれます。いろいろ
考えた末TOWNSにして良かったという幸せを心の底から感じさせてくれる
もの、それが『MopTerm』&『DORA』というソフトなのです!!。
主な機能を列挙しますと、
□マウスのみによる毎回の自動通信
□ログの自動保存
□ログ中の発言をクリックするだけでレスを自動送信(ボード・メール)
□ログ中のファイルボードリストをクリックするだけで当該ソフトを自動ダウン
□会員リストからのマウス選択でプロフィールダウンもID入力不要
□音声メッセージによる操作ガイド
□ログ整理プログラム(RTTLC)一発起動
□みかか代もジョーズに(←ここがポイント)計算
□LHAなどを含むファイル操作もGUI感覚でコマンド入力不要
□他のアクセス中の会員に挨拶&指定コメントを送り付ける
いずれも他機種のユーザー、そして初めて『DORA』や『FAPX』を目
にされる方には涎の出るような機能でいっぱいです。
以下に各ボタンの項目を紹介します(^o^)/。
●『RTBBS-NETと通信を行う』
このメニューで毎回の通信前に細目決定を行うことができます。なおここで
の指定は『設定』メニューにてデフォルト設定ができます。
○自動通信処理
〔する〕にすると通常の自動通信を行います。
ボードの読み出しなどをせずに、アップ/ダウンロードおよびメールの確認
だけをしたいときには〔しない〕を選択します。
○アップダウンロード処理
〔最初〕にしておくとボード読み出し時に自分の発言もダウンされます。
〔最後〕だと読み出した後で自分の発言がアップされます。
〔しない〕を指定するとボードの読み出し処理だけがなされます(上と逆)。
○メールの処理
〔既読削除〕宛先人がメールを読んだことを確認すれば削除します。
〔全部確認〕削除処理を行わずにメールボックス内の文書を表示します。
〔しない〕メールの受信処理を行いません。
○全員のプロフィールを取得
IDをもつメンバーが登録したプロフィール全てを一括して読み込みます。
読み込まれたファイルはログ保存ディレクトリ下に「xxxMEMBE.LST」というフ
ァイル名で自動保存され、ログ参照機能や他のテキストビュワーで見ることが
できます。
○伝言板を見る
アクセス時に伝言板を見るかどうかを指定します。なおメインメニューで伝
言板への書き込みを設定しているときには、ここの指定に関わらず自動的に伝
言板が読み込まれます。
○「オートパイロットでアクセス」メモをアップ
アクセスユーザー確認時のメモに「オートパイロットDORAでアクセス中」を書
き込んでくれます。これにより自動通信中に電報などの干渉を防ぐことが(た
ぶん)できることでしょう。ネットによってはメモ内容が毎回クリアされると
ころもあるので、その場合には毎回アップ指定をしておくと便利です。
なお、メモ欄には好きな言葉をアップすることもできます(アップロード参照)。
○未読ポインタ
ボードの未読ポインタを設定します。普通は[前回(アクセス時)]を指定
しておけばO.K.です。ファイルボードには適用されません(←常に1/1以降が
指定される)。
○ログ記録を見る
「Lコマンド」を発行します。
○会員名簿を取得
「Uコマンド」を発行します。
会員名簿であればそれはID検索に指定したファイルに保存されます。
(「全員のプロフィールを取得」でもID検索ファイルが作成されます)
○ボード一覧を見る
存在するボード名の一覧リストを表示し、ログ保存ディレクトリ下に自動作
成される「\BOARD\TITLE.TXT」に保存します。
この機能で取得したファイルを参照中ボード名をだぼーくりっくしてやると、
そのボードの保存ログを参照することができます。
(ログ参照機能の項を参照のこと)
○ライブラリ一覧を見る
存在するファイルボード名の一覧リストを表示し、ログ保存ディレクトリ下に自
動作成される「\DATALIB\xxxDLIB.LST(xxxはネット名)」に保存します。
○自由行動
自動通信処理の前後に手動通信をすることができます。自由行動時にはログ
記録とファンクションキーによる簡略操作以外はサポートされません。
〔記録する〕〔しない〕を選択することができます(自由行動の最初で)。
チャットを楽しみたいときや、新規閲覧ボードの未読をダウンしたいときな
どにご利用下さい。
○通信開始時間
〔限定時刻〕設定に従ってネットが開局している時間のみにアクセスします。
〔指定時刻〕設定に従って指定された時刻にアクセスを開始します。
〔即時〕開始ボタンを押したと同時に、アクセスを始めます。
普通は限定時刻でO.K.です。ひょっとして割引時間があったり、友達と
約束があったりするときには、指定時刻で通信すると便利です。
○自動通信終了後
〔DORA終了〕〔MOPT終了〕はあまり現実的な使い方ではありません。
〔電源切断〕アクセス開始後に力尽きてベッドに転がり込むときなど(^^;)、
後は自動的に電源を切断してくれます。ただしこの機能はMSDOSの
(POFF)コマンドが使える環境になくてはなりません。
〔DORA継続〕引き続きDORAの強力な支援環境を継続します。応答を
書いたり、次回通信時のアップダウン指定、ログの整理などが行えます。
○設定処理変更
〔BBS設定〕メインメニューのBBS設定と同じモノを呼び出します。
〔各種設定〕メインメニューの各種設定を呼び出します。
いずれも設定後〔一時的な変更(保存しない)〕で帰ってくるとその回の通
信のみで有効な細やかな指定をすることができます。
〔CH.選択〕四つまでの回線の中から選択できます。複数回線を持つネット
で使用します。
○アップダウンロード指定設定処理
〔アップロード〕
「終了」設定を有効にして復帰します。
「取消」設定を変更しないで復帰します。
「変更」すでに指定済のモノのアップ先や内容を変更します。
「保留」すでに指定済の送信予約してあるモノを送信しません。
「予約」すでに指定済の送信保留してあるモノを送信予約します。
「追加」
・テキストメール:宛先のIDは検索ファイルからマウスで指定できます。
・ボード
・データライブラリ:あらかじめ作成してあるファイルを指定して下さい。
・シスオペ宛メール
・プロフィール
・メモの書き込み
「読込」「編集」:画面上の制御ファイルを直接編集します。
それぞれの文書内容はその場で新規作成することもできれば、既存ファイル
を指定することもできます。
〔ダウンロード〕
ほぼ同上、ただし、
「追加」
・データライブラリ
・プロフィール情報:IDは検索ファイルからマウスで指定できます。
なおボード/メールへの送信はログファイル参照中に、元文書のタイトルを
クリックすることで、その場で応答文書を入力/送信予約することができます。
プログラムのダウンロードも自動でダウンできるファイル一覧をだぼーくりっ
くすることで数字などの入力不要で指定できます。
したがってココで直接指定することは少ないと思いますが、場合に応じてご
利用下さい。
○通信を開始する
上記の設定にしたがって完全な自動通信を行います。
メインメニューへの復帰は〔終了〕またはマウスの右クリックで。
●設定ファイルの読み込み
BBS設定/各種設定にて別ファイルに保存した設定を読み込みます。毎回
の設定は内部ファイルに書き込まれていますので再設定不要ですが、バージョ
ンアップなどでファイルが一新したときに再び設定をしなおさなくてはならな
い場合などに使用します。
また複数のホストにアクセスするときには設定読み込みによって切り換えな
ければなりません。
読み込むファイルは拡張子が(.TG)(.USR)のモノに限ります。
●各種の設定を行う
DORAの基本となる設定をここで行います。必ず設定して下さい。
○ユーザーIDとパスワードの設定
ログイン時に自動出力してくれます。
○モデムの設定
お手持ちのモデムを選択してください。該当する機種が登録されていないと
きは適当に選ぶか(^^;)、お手数ですがATコマンドを直入力して下さい。
※未登録機種やより良いコマンドがあればお知らせ下さい。
○NET名称と電話番号の設定
・NET名称
簡易名称はログファイル名に反映されます(xxx0430.LOG:xxxネットの四月
三十日のログ)ので、必ず半角三文字で入力して下さい。
正式名称は各所の表示で使用されます。
・電話番号
全部で四つの番号を登録できます。ホストの複数回線(たとえば24/96回線)
を状況に応じて使い分ける必要があるときなどに利用できるでしょう。
各回線毎にホストの運営時間を設定してください。二十四時間開設している
場合には(0時~0時)と指定しておいて下さい。ここの設定がないと通信メ
ニューの[限定時刻]通信ボタンが使えません。
・通信速度
モデム-パソコン間の通信速度を設定します。MNPやLAPV圧縮のこと
を考えれば大きめの値を設定しておいた方が良いのですが、T-OS_V2.1L20では
486なTOWNS以外は4800bpsまでしか保証されておりませんのでご注意下さい。
○ログファイルの設定
ファイル及びディレクトリは検索ボタンによってマウス指定することができ
ます。ファイルを指定するときはファイル名まで入力し、ディレクトリのみの
指定のときは該当するディレクトリに移動して右クリックして下さい。
・ログ保存用(ディレクトリ)
ログの中からボードの内容、伝言板などが記録されます。そのときのファイ
ル名は「簡易名称三文字+月日.LOG」となり、同じ日にアクセスしたログはマー
ジされます。ログファイルはそのままではどんどん溜まって行くので適当にま
とめて消すか、ログカッター(RTTLC)オプションで整理後の生ログを消
去するようにすれば良いでしょう。
このディレクトリの配下には『DORA』が自動的にいくつかのサブディレ
クトリを作成します。 ~~~~~~(最後の「ご注意」参照)
・テンポラリ用(ディレクトリ)
一時保存でよいファイルに使用します。できるだけ早い媒体(RAMディス
ク/HDDなど)を指定しておいた方が良いのは言うまでもありません。ただ
しRAMディスクの場合あまり少ないとログが途中で途切れたりする恐れがあ
りますので適当な大きさをお試し下さい。
・アップロード用(ディレクトリ)
ボード/メールなどへのアップ文書が保存されます。長い間に自分で作成し
た文書で一杯になるのでたまに削除してやって下さい。
・フリーソフト用(ディレクトリ)
ファイルボードからダウンしたファイルをどのディレクトリに記録するのか
指定します。ただしこてはデフォルトの指定ですので、その都度入力しても構
いません。
・RTTLC出力用(ディレクトリ)
ログ参照機能から一発で呼出し、閲覧できるようになります。ただしこれは
アクマデDORAで参照するだけのものですので、『RTTLC』の定義ファ
イルを作成したりはしてくれません。
・第二ログ参照用(ディレクトリ)
使ってみれば一発で分かりますが、とりあえずは指定しないで構いません。
・ログカッタ(RTTLC)ファイル
メインメニューで「ログ整理」機能を使用するためには指定しておかなくて
はなりません。単にファイルを実行するだけですから、実行ファイル名までフ
ルパスで入力して下さい。
・ID検索ファイル
会員名簿等からID/ハンドル対応リストを作成するために必要です。ログ
から保存するときに書き込まれ、新規テキストメールの宛先指定・プロフィー
ルの取得のID入力時などに参照されます。
○その他の通信の設定
通信の細目事項についてデフォルトを設定します。
〔アクセスユーザーの確認(Wコマンド)〕の設定はこちらでのみ行えます。
「最初」ログイン後すぐにWコマンドを発行します。
「最後」自動処理の最後にWコマンドを発行します。
〔自動トークメッセージ〕SET1~4まであり、計20名分あります。
「送信先ID」メッセージを送信したい人のIDを登録します。
「コメント」 挨拶の他に送りたいメッセージがあれば登録します。
自動トーク機能とは、通信中同時にアクセスしている他のメンバーにメッ
セージを自動的に送信する機能です。実際の動作はW(ho)コマンドで現在の
アクセス者を確認し、その中に予め登録されたIDの人がいれば『こんばん
は、~~さん』などの挨拶が送られます。特にコメントが用意されていれば、
その後さらにそのコメントを送信してくれます。
○その他の設定
〔背景色の設定〕
背景色をRGBの各要素を増減して決定して下さい。
〔プロンプト方法の設定〕
入力待ちや時間のお知らせなどの表示を何で行うかを設定します。
・音声メッセージ :女性の声です。システムCDが必要です。
・ブザー音 :「ぴ~っ」
・画面フラッシュ :「ぴかかっ」
・指定のsndファイル:声や効果音などお好みのモノをどうぞ。
・プロンプト無し : し~ん
〔かな漢字変換初期設定値の設定〕
かな/英大、全角/半角、などを指定します。
その他に説明の必要があるモノとしては、
「オープニング画面表示」:起動時のオプションです。
「OP画面表示補正」:MopTerm v2.03aの仕様でOP画面が表示されないの
を補正します。v2.03bからは補正の必要はありません。
なおオープニングはスクロール画面が終端に来ていないと表示されません。
○ファイルマネージャの選択
〔標準〕普通はこれを選択します(私はこれしか知りません)。
〔任意〕標準外のマネージャを使いたい方はここで指定します。(^^;)タブンネ
○もとの設定にもどす
ファイルに保存されている起動時の設定にもどします。
○設定をファイルに保存する
内部ファイルでは無く、外部に別ファイルとして保存します。バージョンア
ップのときに元の設定を運ぶとき、バックアップ用にご利用下さい。
○ファイルから設定を読み込む
上で保存した外部ファイルから設定を読み込みます。バージョンアップ直後
などにご利用下さい。
○設定を保存して終了
設定を内部ファイルに保存して終了します。運用にはこのファイルが参照さ
れますので、上の外部ファイルはとくに作っておく必要はありません。
○保存しない(一時的な変更)
もとの設定にもどす、または再起動するまで有効な変更となります。
●RTBBS-NETでの処理の設定
01~12までの項目にそれぞれ処理を設定できます。実際の自動通信時には番
号の順に処理を実行していきます。
○処理の設定/変更手順
〔ボード〕 通常のボード(ファイルボード)を指定するときに選択します。
〔SIGボード〕 パスワード入力が必要なボードのとき指定してください。
・ネット名
あらかじめ入力されていると思いますが、設定した簡易名称の通りに半角3
文字を入力して下さい(ログファイル名に反映されます)。
・ボード番号
読み出すボードを「,」で区切って指定してください。ただしあまり多いと
エラーがでることがありますので、そのときは処理を二枠使って分けて設定し
て下さい。「ALL」と指定すると全ボードを巡回します。
・ライブラリ番号
リストを読み出したいファイルボード番号を「,」で区切って指定します。
・パスワード
SIGボードのときにはここにパスワードを入力して下さい。このパスワー
ドを使ってボードの読み出しおよび書き込みが行われます。
巡回日〔変更〕ボタン
毎日~月一回まで処理枠毎に設定できます。ファイルボードの参照だけの処
理を作っておいて週一回くらいに設定しておくと便利です。
〔設定〕処理枠の設定を終了します。
〔削除〕この枠の設定を削除します。
〔取消〕今回した変更を取消ます。
○処理の加工
〔順序変更〕
新しい順序にしたがって元の処理番号をマウスで指定して行きます。
〔元の設定にもどす〕~〔保存しない〕までは『●各種設定』に同じです。
●伝言板(最後の一言)へのコメントを書く
アップする文書を作成します。アップ後内容はクリアされます。
ただし最後の一言へのコメントはホストが対応(KMF版)していないと使
用することができません。
●電話料金を計算する
『DORA』がログ保存ディレクトリ下に自動的に記録してくれるアクセス
データをもとに、距離と時間帯によってみかか電話料金を計算してくれます。
テレジョーズ利用時の値引き額までがサポートされています。
〔終了〕計算結果を「\ログ保存ディレクトリ(←設定)\アクセスDAT\RYOUKIN.DAT」
に保存してから終了します。
〔計算〕電話料金を計算し(月別)、表示します。
〔中止〕電話料金保存ファイルを書き換えずに終了します。
●受信ログを読む
『DORA』の強力無比なオフライン支援機能はほとんどココに集約されて
います。この機能は単にログを読むだけではなく、ログから情報を読み出して
半自動的な発言/ダウンを実現してくれます。我々はクリエイティブな活動
(文書作成)だけを行えば良く、その他の(発言先、宛先、コメント番号・・)
などはすべて『DORA』の方で用意してくれます。
以下に各ボタンの機能を解説します。後述の『●美味しい機能』も併せて参
照して下さい。
○参照するディレクトリ
各種設定のディレクトリ設定で指定した場所がボタンになっていますので、
選択して下さい。一時的に指定を選択したときはファイルセレクタの表示にし
たがって移動し、該当場所で右クリックして下さい。
〔ボードタイトルから選択〕通信時に取得した「ボード一覧」から選択できます。
〔RTTLC出力ディレクトリ〕 上と同様に整理済ファイルを参照しますが、こちら
はファイル名より選択します。
(使用にあたっては最後の「ご注意」を参照のこと)
○参照ファイル選択画面
メモ内に表示された各ファイルの行にカーソルを移動させてから、そのファ
イルに対して各ボタンの働きを実行します。ディレクトリの移動も行えます。
〔復帰〕一発でメインメニューにもどります。
〔終了〕ディレクトリを掘っていたときなど一つ前の階層にもどります。
〔選択〕参照するログを選択します(↓次のメニューへ)。
〔改名〕ファイルネームを変更します。
〔複写〕別のディレクトリにコピーします。
○参照中のログに対して行える各種処理
〔復帰〕一発でメインメニューにもどります。
〔終了〕参照ファイル選択画面(↑)にもどります。
〔削除〕参照中のログファイルをディスクの中から消去します。
〔更新〕参照中のログに対して行った変更を元のログに保存します。
〔解石〕ログ中に含まれるISHデータを解石します。
〔ESC 〕参照中のログからESC記号を削除します。ただしこれはテンポラ
リ中のファイルに対して実行されるため、ログそのものを変更したい
ときには上の〔更新〕ボタンで更新する必要があります。
>Read subjects: 833/ 833 (Remains: 0) [Forward mode]
>=========================================================
>Section : §コンピュータのソフトなお話し (#015) No. 833 ←新規発言
>Sender : ALS03223 [LRA.] Map ( 832- 833| ) ←コメント
>Date : 93/05/07 14:59:30
>Subject : Res [#832]:通信界におけるDORAの優位性(^^;)
>---------------------------------------------------------
各発言の先頭につく、この様な表示のタイトル部にカーソルを置いて、
〔コメント〕ボタンを選択
すると画面が二分割され、上部に元ログ、下部に自分の発言作成用のウィン
ドゥが表示されます。両画面間の行き来は『MopTerm』のメモ操作に準
拠しているので、カット&ペーストなどの各種編集機能もそのまま使えます。
「終了」発言内容が書き終わったなら選択します。その後アップロード制御
用の各項目設定画面が現れますが、すでに入力されていますので(登録)を選
択して下さい。なおコメントの場合はボードへのアップの他、メールにてのコ
メントにすることもできます。どちらか一方にのみアップされます。
またSIGボードの場合はネット名の代わりにパスワードを逐次手入力する
必要があります。
「取消」発言を取り止めます。
「参照」もうひとつ窓を開いて他のファイルを参照することができます。
「参ES」(↑の)参照ファイルをESCカッターにかけます。
「清書」右端揃えなどの処理をしてくれます。『TXF』が無いと使用不可。
ここでしたアップロードの指定は、RTBBS-NETと通信を行う→アッ
プロード、の中で制御ファイルの形で確認できます。また送信を保留したり、
内容を変更したりの加工もそこで行えます(くわしくは該当箇所参照)。
●受信ログを整理する
ディレクトリ指定で『RTTLC』の実行ファイルを指定してある必要があ
ります。『RTTLC』は『FAPX』における『CATLOG』のような存
在です。FBBSなどからDOWNして用意してください。ただし、定義ファ
イルなど若干の慣れが必要ですので、例をあげておきます。
>RTTLC.CFG- 登録番号 01 -----------------------------------------------
>使用/未使用→使用 ; 『使用』または、『未使用』を書く
>ファイル名 →G:\LOGRTBBS\LOG\*.LOG ; LOGファイル名を書く(ワイルドカード
>オプション →-K -DG:\LOGRTBBS\REC\ ; オプションを書く コマンドラインと同じ書き
>
>- 登録番号 02 --------------------------------------------------------
>使用/未使用→使用 ; 『使用』または、『未使用』を書く
>ファイル名 →G:\LOGRTBBS\LOG\FREELOG\*.LOG ; LOGファイル名を書く(ワイルドカー
>オプション →-K -DG:\LOGRTBBS\REC\ ; オプションを書く コマンドラインと同じ書き
↑
[それぞれ、これ(¥)が必要、注意のこと]
上の定義01であれば[G:\LOGRTBBS\LOG]にある[*.LOG]の元ファイルを、
[G:\LOGRTBBS\REC]ディレクトリに切り分けてくれます。
定義01・02のように一定義ファイルの中に複数手順を書き込むことも可能。
-Kオプションは正常終了した元ログファイルを削除する指定です。
みなさんで自分に都合の良い定義ファイルを作成してください。詳しくは
『RTTLC』のマニュアル参照をお願いします。
●ファイルの編集
いずれもファイルセレクタを使っての快適な編集ができます。
○ファイル基本操作:DOSコマンドなどの基本操作を実行します。
○新規ファイル編集○既存ファイル編集
『MopTerm』や『TXF』の編集環境を利用したテキスト編集ができ
ます。作成後のファイルはアップロード指定することもできます。
ちなみにこのヘルプファイルはコノ機能を使って作成されました。『Mop
Term』はエディタとしても非常に使い勝手の良いソフトです。
○NAPLPS表示
○ファイル応用操作
LHAなどの操作が行えます。コマンド不要、ファイルはセレクタにてマウ
スで選ぶだけで圧縮/解凍まで行えます。
■3、FAPXとの相違点など注意事項(for FAPX-Users)
『FAPX』をお使いの方なら『DORA』には何の違和感もなく入ってい
けると思いますが(私はそうでした)、それでも少しばかり引っ掛かるところ
も無いわけではありません。仕様上の注意を挙げておきますので、上の操作ガ
イドと併せて参考にしてください(^_^)。
●RTBBS-NETと通信を行う、メニュー
既に解説済のホストの差は説明しませんので上の解説を参照してください。
○ボード一覧を見る
ボード名の一覧を表示します。『NIFTY』では「MES」に入ると表示さ
れるアノ一覧です。
○ライブラリ一覧を見る
ファイルボードの一覧を表示します。『NIFTY』では「LIB」に入ると表示さ
れるアノ一覧です。
○通信開始時刻
『FAPX』では主に割引時間のために使用しますが、草の根ではホストが
二十四時間開いているとは限りませんので、その意味でも使われます。
●設定ファイルの読み込み
複数ホストに異なった設定でアクセスするためにメインメニューにこのよう
なボタンがあります。各設定の項でそれぞれ読み込むのと機能的には同じです。
●各種の設定を行う
○NET名称と電話番号の設定
・NET名称
簡易名称はログファイル名に反映されます(xxx0430.LOG:xxxネットの四月
三十日のログ)ので、必ず半角三文字で入力して下さい。
・電話番号
各ホスト毎にホストの運営時間を設定してください。二十四時間開設してい
る場合には(0時~0時)と指定しておいて下さい。ここの設定がないと通信
メニューの[限定時刻]通信ボタンが使えません。
○ログファイルの設定
『FAPX』における『CATLOG』が、『DORA』の『RTTLC』
にあたりますが、『RTTLC』は.EXEファイルのため『MopTerm』上
で実行できます!。そこでその実行ファイルを指定するのが〔ログカッタ(RT
TLC)ファイル〕の設定です。
●RTBBS-NETでの処理の設定
○ネット名
『FAPX』でフォーラム名にあたるところです。ココはとくに考えず(^^;)
設定の通り入力して下さい。
場合によっては(SIGボードの場合)パスワードの入力場所になります。
○巡回日
日の指定はできますが、時間の指定はできません。課金も無いことが多いの
で特に必要ないと思いますが、どうしても必要なら通信時間の設定にてカバー
して下さい。
●伝言板(最後の一言)へのコメントを書く
前述の伝言板へコメントを書きます。詳しくは目次1を参照のこと。
●受信ログを読む
○『DORA』と『FAPX』とではログファイルネームが異なります。前者
では日付に応じて「xxx0519.LOG 」などとなり、同日に複数回アクセスした時
には同じファイルにマージされて行きます。これは『RTTLC』の仕様上の
問題です。
○〔ESC 〕ボタンが追加されています。多くの草の根ネットではESC制御記
号つきのカラフルな画面が表示されますが、memo画面上ではただの記号に
なるのでそれらをカットしなくては読めたモノではありません。その機能を持
つのがこのボタンです。ただしカットされるのはテンポラリ上のファイルなの
で、ログそのものから除去したい場合にはカット後に〔更新〕する必要があり
ます。
○レスポンスを作成したときのタイトルに「RE:」が付きません。これはホス
トによってはレスだと自動的に「Res:」などが付けられる場合があるからです。
アクセスするホストがそのような仕様になっていない場合には手入力にてお願
いします(←またはパイロットを書き換えるという手もありますが)。
●受信ログを整理する
前述の『RTTLC』を実行します。『FAPX』のファイル実行で実行す
るのと同じことです。
●電話料金を計算する
同上。
●ファイルの編集
省略されたボタンも多いのですが、一つ追加もあります。
〔Type|more〕コマンドを受信したログファイルに対して実行するとESC
付きのカラフルな表示を再現することができます。
■4、その他、美味しい機能など
ここでは『DORA』を使っていて便利な機能を説明します。上の表記と重
なる点もいくつかあると思いますがご了承下さい。
○ボードへの発言/メールでの応答
>Read subjects: 833/ 833 (Remains: 0) [Forward mode]
>=========================================================
>Section : §コンピュータのソフトなお話し (#015) No. 833 ←新規発言
>Sender : ALS03223 [LRA.] Map ( 832- 833| ) ←コメント
>Date : 93/05/07 14:59:30
>Subject : Res [#832]:今度のDORAいいですよ(^_^;)
>---------------------------------------------------------
ボードへの発言は〔アップロード〕ボタンでも出来ますが、もっと手軽にログの
中をクリックすることでも出来ます。
上記のようなタイトル部を「だぼーくりっく」して下さい。一行目をクリッ
クするとそのボードへの新規発言が、二行目をクリックするとその発言へのコ
メントが作成できます。
○フリーソフトウェアのダウンロード
>#028 CGSLTW CGセーバー/ローダー(TOWNS用) ・ 検索中 ...
>
>No. S Filename Bytes cnt Comment
>---- - ------------ ------ --- ---------------------------------------------
> 4 B IV40 .EXE 124KB 11 TOWNS用GRAPHIC-CONVERTER,VIEWER,その他
> 3 B LOADARV2.LZH 4KB 73 ART-Vロ-ダ-”ゆきち”から
> 2 B PI16ADIF.LZH 7KB 53 PIFM Ver0.16 -> Ver0.16A 差分ファイル
> 1 B PIFM016 .LZH 61KB 58 CG圧縮システム PI TOWNS/FM-R50版 Ver0.16
>---- - ------------ ------ --- ---------------------------------------------
>合計 4 個の新しいファイルがあります。
>
>FILE NEWS ([RET]:nextboard D:download 0:quit) >
ファイルボードを読み出すと上のようなファイルがログ保存ディレクトリに
作成されますが、ダウンロードしたい各行にカーソルを置いて「だぼーくりっ
く」しますと、次回アクセス時に自動的にダウンロードしてくれます。
○音声メッセージ
〔設定・その他の設定・プロンプト方法の設定〕にて是非、音声メッセージ
を選択してみてください(HDDユーザー)。人気の女Bさん方の優しい声で
入力を促してくれたり、自由行動でチョット熱が入っているときに「時間です
よ~」とか注意してくれたりした日には、思わず「は~い栫vと従ってしまう
こと請け合いです(^_^;)。
これだけのコトでもTOWNS以外で実現しようとしたら大仕事なのです。
○ファイルの圧縮/解凍
ファイルの編集内にあるLHAなどのボタンを使えば、ファイルセレクタ
(マウス指定)で選択するだけで簡単に解凍操作ができてしまいます。これで
もうコマンドを忘れること請け合いです(^^;)。
ISHの方はログ参照中に〔解石〕ボタンをおすことでも展開できます。
○ID検索リスト
新規にメールを送りたいとき、プロフィールを参照したいときには、相手の
IDを入力しないといけません。しかし『DORA』ではそんなとき〔ID検
索〕ボタン一発でハンドル名からIDを指定してくれます。この便利なID検
索は、会員名簿などをダウンすることによって使えるようになります。ログフ
ァイルの設定もお忘れ無く。
○ESC付き表示
ファイル編集の〔Type|more〕コマンドを受信したログファイルに対して実
行するとESC付きのカラフルな表示を再現することができます。
○圧縮(LHA)文書展開表示
『DORA』のログ参照機能は強力ですから、LHA書庫を別途解凍するこ
となく冷凍文書を参照することができます。ログ参照ですが、相手ファイルは
ログファイルである必要はありませんので、簡単なページャとしてご使用にな
れます。
○カット&ペースト
『MopTerm』の機能ですが、メモ内において「右クリック」をすると
そこに〔Cut〕だの〔Paste〕だのといった機能が現れるのは御存知ですね。こ
の環境にハマると他のエディタには戻れなくなるほど便利ですが、人間の慣れ
ほど怖いものはありません。面倒になってくるのです(^_^;)。
しかしそんなアナタも安心。この文書をご覧になりながらで構いませんから
同時に左右マウスボタンを押してみて下さい(左→右の順でやるとやりやすい
です)。いきなりハサミ〔Cut 〕の機能が使えるようになりましたね。そのま
まドラッグして(片方のボタンだけで可、左ボタンがお勧め)次にボタンから
手を放します。すると〔Move /Delete〕と聞かれるのでカットならボタンを押
し、コピーだけなら右クリックします。あとはペースト機能が自動的に起動し
ますので、これまたお望みのところへ移動してクリックして下さい。
FINDコマンドの検索文字を指定するときにも便利ですよ。
■□→■■・■□→(ドラッグ)→□□┬→ボタンで■□(カット)┬→■□(ペースト)
(猫) (ハサミ) └→□■(コピ-のみ)┘ □■(キャンセル)
↑
〔ペーストしなくてもバッファには記録されます〕
(↑一見ややこしそうですが、やってみたら便利さが分かります↑)
■5、ご注意
□
『DORA』の全機能を発揮するためには、
『MopTerm』の最新バージョン(V2.03a以降)
『TXF』の最新バージョン
『RTTLC』
『MS-DOS』コマンド
POFFなど
『LHA』『ISH』などの各種ツール
が必要です。それぞれのファイルにはパスを通していないと使用できない場
合があります。また古いバージョンでは動作そのものをしない可能性がありま
すのでご注意下さい。
□
『DORA』は●設定○ログファイルの設定の項で指定したディレクトリ下
に、自動的に幾つかのサブディレクトリを作成します。
¥ログ保存ディレクトリ¥アクセスDAT
(通話記録、料金計算結果、設定属性などの記録)
¥PROFILE
(プロフィールダウン時の格納場所)
¥BOARD
(ボード名一覧の格納場所)
¥DATALIB
(ファイルボード名一覧、およびファイルボードリストの格納)
¥FREELOG
(手動通信時のログ保存)
特に注意が必要なのは¥FREELOGです。通常のログファイルはログ保
存ディレクトリ直下に保存されていきますが、手動通信時には下位の異なるデ
ィレクトリ(\FREELOG)にログが保存されるので、『RTTLC』実行時にそ
のログが整理されない恐れがあります。
新規参入ボードなどの未読を整理の対象に含めたい場合などには、既記の
『RTTLC』定義ファイルの例を参考にして、両方を整理の対象にするよう
に設定しておいて下さい。
□
機能中にいくつかログの『クリック』によって実現される機能がありますが、
これらは全てESC記号を除いた形式で処理しております。通常のログ上から
発言をするときなどは逐時カットして参照されることと思います。
「ID検索リスト」についても同様ですので、会員名簿などをダウンしたと
きには一度ログ参照機能で呼出し別途ESCカットしたものに更新しておく必
要があります。「ファイルボードリスト」なども同様です。
□
ログ参照機能の「ボードタイトルから選択」機能を使うためには用意が必要です。
・『RTTLC』を使って整理したログファイルが存在すること。
・RTTLCを使って整理したログは、「月毎に整理」していること。
・通信時に「ボード一覧」を既に取得してあること。
(DORAでの初回通信時に、自動取得されます)
・取得した「TITLE.TXT」が「\ログ保存ディレクトリ\BOARD\」下に存在すること。
(デフォルトで、この設定を得られます)
一度このような用意を行えば、ボード改変が行われない限りは、ボタン選択
だけできちんと目的のログファイルが表示されます。
■
その他、ご不明の点がありましたらドキュメントを参照の上、関係者のいる
最寄りのネット(^_^;)にてお尋ね下さい。メールでも、しかるべきボード上で
も構いません。不具合が手に負えない場合は、作者のDORAGONさんまで
連絡しますので対応に時間がかかるかも知れませんが、操作上のことでしたら
お手伝いできると思います。
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以上文責、えるあーるえい(NIF HGG03505)でした。
(LRA.)(ALS ALS03223) H5,6/22,22:35
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右クリックから「Print」を選んでプリントアウトしておくと
オフラインヘルプとしてもお使いいただけますよん。(^_^)ニコリ